2024.07.29
人生会議(ACP)
備えあれば憂いなし 医療・介護についての ”もしも”のとき 万が一の時に備えて、あなたの大事にしたいことや望みについて話し合ったり、書き留めていますか? 命の危機が迫った状態になると、約70%のかたが自分の意思を伝えたり自己決定ができなくなると言われています。 自分の考えを伝えられなくなった時に備えて、受けたい医療に対する希望をご家族や医師に伝えておくことはとても重要なことです。このような取り組みを「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」といいます。
当会は、会員の皆さまから、もしもの時の「医療に対する希望」を聴かせていただいています。 高齢の方やおひとり様は「人生会議」などの備えをしておかないと、普段おつきあいの少ない親族が病院に呼ばれ、延命等の判断をされる、というのもあり得る話です。 そうでなくても、当の高齢者本人の希望がわからない親族等にすると、代わりにその決定をしなければいけないのはかなりの負担ですし、その後もあの判断でよかったのか、と引きずることもあるでしょう。 人生会議のような話し合いを家族とできるかたは、是非準備を進めていただきたいですし、おひとりさまや事情があって家族には頼りたくないというかたは、手軽にできるのは「エンディングノート」、しっかり準備するには「尊厳死宣言公正証書」という方法があります。
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